2012 FOX フロントフォーク、全てに施された変更

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ラインナップされた全てのフォークで変更になったのはダストワイパー。
スウェーデンに本社を置く、SKF社製となりました。
(数年前にはフェラーリのF1もスポンサードしていた実績のある会社です。)

摩擦を抑え、耐久性を向上させた部品に変更されました。
今までは簡単に指で取り付けることができましたが、新しいダストワイパーは構造的にもかなり硬くなっており、インストールするためにはツールを使用する必要があります。
抵抗が少ない材質の選択はもちろんのこと、ダストワイパー本体の剛性・強度を上げて変形を防ぎ、摺動抵抗を抑えているようです。

インナーチューブの左右に、それぞれ新旧のダストシールをはめ込みスライドさせただけで抵抗の違いがわかりました。ダストワイパーを交換するだけで、摺動抵抗の低減を期待することができます。

現在は2012年モデルのフォークの用で一杯の状態ですが、間もなく2011年以前のモデル用にもこのパーツが準備されると思います。(その際に取り付け用のツールも販売となります。)

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