FLOATの由来

“FLOAT”の御先祖様は“Air Vanilla”と呼ばれていた製品です。
コイルスプリングがソフトクリームの形状に似ていることから、コイルスプリングをもったリアサスペンションユニットを“Vanilla(バニラ)”という商品名で販売していました。
その後加圧した空気をスプリングとする、コイルスプリングを使わないモデルを“Air Vanilla”と称して販売。
“Air Vanilla”はネガティブスプリングの役目をする空気室がなく、ダンパー内にコイルのネガティブスプリングを装備していました。
次の世代のモデルとして販売されたエアスプリングモデルでは、空気室を二つに分け、その片側の空気室をネガティブスプリングとして使用する設計が採用されました。
ダンパー内部のコイルスプリングさえも無くしてしまったのです。(現在でもスノーモービル用にはコイルのネガティブスプリングが使用されています。)
軽い“Air Vanilla”からコイルのネガティブスプリングが無くなったのですから、更に軽量となったリアショック。
そのモデルは“AIR VANILLA FLOAT”と名付けられました。
バニラフロートにかけた洒落だったんです。1999年のことでした。
デザインを一新した2000年モデルからは“AIR VANLLA”が外されて“FLOAT”に。
その後、再び大きなデザインの変更を実施、リアショックは調整可能な機能の略号を名称とするようになり、“RP3”(リバウンド、プロペダルポジションの3段階切り替え)や“RP23”(リバウンド、プロペダルのONとOFF、プロペダルが3段階切り替え)という呼称になりました。

*現在ではエアスプリングを持ったモデルを“FLOAT”、コイルスプリング持ったモデルを“VAN”と分類しています。

初のMTB用エアサスペンション、“ALPS”はエアスリーブを持たない別系統の製品。
“ALPS”は確かAir Lightweight Progressive Shockの略号であったと記憶しています。

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