TRANSFERのクリアランス
TRANSFER、ガタはこの金色のピンで調整しています。
シートチューブに挿入されるパーツの内側に、レールのような溝を3本切削加工してあります。上下するパーツに取り付けられたピンがその溝に嵌って、スライドする構造になっています。
ピンの直径は約0.01mm単位で管理されており、工場にて一定のクリアランスの値になるようアッセンブルされています。ピンの種類は7種類、直径約1.910mmから約1.986mmで展開、最適値のものが使用されています。
シートチューブに挿入されるパイプ状のパーツの外壁は薄いため、シートクランプの面圧が極端に集中してかかる形状のものやシートリーマーがかけられていない真円が確保されていないシートチューブを持ったフレームの場合、その影響を受けた部分が変形し、TRANSFERが上下しない場合があります。(本日作業分を含め、過去に2件ありました。)その場合にはピンを一段階小径(0.01mm)のものに交換し遊びを大きくすることで対処します。
ガタが気になる場合には、0.01mmだけピンの直径を大きくしてガタを取り除きます。3か所のピンが接触する点を結んだ円の直径を0.03mm大きくすることで調整するのですが、FOXから許可されているのは一段階アップのみ。それだけきちんと管理された状態で製造しています。
シートチューブに挿入されるパーツの内側に、レールのような溝を3本切削加工してあります。上下するパーツに取り付けられたピンがその溝に嵌って、スライドする構造になっています。
ピンの直径は約0.01mm単位で管理されており、工場にて一定のクリアランスの値になるようアッセンブルされています。ピンの種類は7種類、直径約1.910mmから約1.986mmで展開、最適値のものが使用されています。
シートチューブに挿入されるパイプ状のパーツの外壁は薄いため、シートクランプの面圧が極端に集中してかかる形状のものやシートリーマーがかけられていない真円が確保されていないシートチューブを持ったフレームの場合、その影響を受けた部分が変形し、TRANSFERが上下しない場合があります。(本日作業分を含め、過去に2件ありました。)その場合にはピンを一段階小径(0.01mm)のものに交換し遊びを大きくすることで対処します。
ガタが気になる場合には、0.01mmだけピンの直径を大きくしてガタを取り除きます。3か所のピンが接触する点を結んだ円の直径を0.03mm大きくすることで調整するのですが、FOXから許可されているのは一段階アップのみ。それだけきちんと管理された状態で製造しています。