青が効いているFoxy Carbon RR

軽量で剛性を確保するためのヘッド周りのデザイン。量産性を二の次にしてまで色気を追求するのはラテンの気質。アイデンティティを重視しながらも理詰めで設計されています。フレーム・デザインに関して言えば、工業製品としてのコストパフォーマンスは最悪に近いもの。ただ趣味の世界のお話ですから、複雑なRの連続で構成されたシートチューブの曲面に魅力を感じて頂ければ買いです。言うまでもなくパフォーマンスは高いレベルにあります。
150mmのリアストローク、サスペンションの進化により。パノラマから里山、街乗りまでストレスなしでこなすことができます。
一昔前なら「青と黒の組み合わせ」って、わりと避けられていました。慣れというものは恐ろしいもので、デザインとのバランスも良好なためか、突き抜けたカッコ良さを持っています。