理想のライディングスタイル

松井秀喜氏は天才。人並みに練習をし、自然体で来た球を打つと他人より多くホームランを打つことができメジャーリーグでさえも通用した方。
イチローさん、ご自身では努力の人だとお考えのようです。プロでやっていけるだけの基礎的な素質があり、更に自分のイメージ通りに体を動かすことができる能力もお持ちなのですが。少し前のコマーシャルで走り出すシーンがありましたが、あの体の使い方は運動神経の塊でした。昔から体の厚みを増やすことができないご自身の体にコンプレックスを感じていらっしゃったようで、先日のスピーチでも「小さくてやせっぽち」とお話されていました。その体でできる最善の結果を得ようとする求道者であったことは間違いありません。走塁、投球、バッティング、一番効率のいい体の使い方を現役引退まで追求し続けた努力の天才です。この人のプロフェッショナルがすべき努力の定義は、とんでもないレベルでした。

今、MTBのDHの若手には、このお二人のようなライダーたちがいます。

どう成長していくのか、今後が楽しみです。我々、大人は目標までの最短距離をレクチャーしたいのですが、こちらから言っても無駄。聞かれた時には答えればいいのですが、必要だと考え自身でその答えを見つけなければ身につけることができません。

さて普通の我々のような方にアドバイスです。肘を軽く曲げ、腰を引いた姿勢。写りのいいガラスで確認してみて下さい。ご自身のイメージよりも腰は引けておらず、姿勢が低くなっているはずです。写真の状態が最近のDHの理想のライディングフォームです。決して楽な姿勢ではありません。姿勢を低くすると楽になりますが重心が前に移動します。後輪への荷重を絶えず意識するようにしてください。

大谷さんは松井さんの才能とイチローさんの努力するスキルを併せ持った人。高校時代に目標達成シートを作成していたほど。
目標達成シートに興味がおありでしたら、マンダラチャート・目標達成シートで検索すればでてきます。

Lourdes22_Final-7162.jpg