普通は交換する必要がないと考えます。
リモートのトップキャップ部構造は通常の3pos-Adjと異なっています。
Oリングを使用せずUカップでオイルをシールしています。
外からの空気は遮断できるのですが、内部の圧力が過剰になった時、外にオイルが流失します。
Uカップになっているのは、ロックアウトとオープンを回転することで切り替えているコンプレッションセレクター(右上)の動きを軽くするため。リモートの機械的な信頼性を向上させる目的があります。コンプレッションセレクターとトップキャップ(写真中央の黒いパーツ)の接触面はテフロンのスラストワッシャーで摺動抵抗を減らしています。
一番左の銀色のパーツはシールヘッド。ダンパーシャフトが中心部を貫通しておりダンパーボディの終端部に取り付けられています。このシールヘッド内側のQリングが摩耗してくるとダンパーシャフトに付着したオイルがダンパー内部に入り込むことになります。潤滑用のゴールドのオイルがボトムケース内部に入っているのですが、全量!ダンパー内部に入ることもあります。(オイルは浸入できるのですが空気は遮断することができます。)その結果、ブラダ内部の圧力が高くなり、ブラダがこれ以上膨らむことができなくなると最初にお話しした通りオイルが流失することになります。ただこのシールヘッドは通常の使用ならば、数年はトラブルフリーで使用することができる耐久性を有しています。値段も3,000円を超えるため、簡単には交換できないパーツなのです。ただ練習熱心なXCOの選手が毎日使用すれば、一年から二年で使用限界を迎えます。
Oリングを使用せずUカップでオイルをシールしています。
外からの空気は遮断できるのですが、内部の圧力が過剰になった時、外にオイルが流失します。
Uカップになっているのは、ロックアウトとオープンを回転することで切り替えているコンプレッションセレクター(右上)の動きを軽くするため。リモートの機械的な信頼性を向上させる目的があります。コンプレッションセレクターとトップキャップ(写真中央の黒いパーツ)の接触面はテフロンのスラストワッシャーで摺動抵抗を減らしています。
一番左の銀色のパーツはシールヘッド。ダンパーシャフトが中心部を貫通しておりダンパーボディの終端部に取り付けられています。このシールヘッド内側のQリングが摩耗してくるとダンパーシャフトに付着したオイルがダンパー内部に入り込むことになります。潤滑用のゴールドのオイルがボトムケース内部に入っているのですが、全量!ダンパー内部に入ることもあります。(オイルは浸入できるのですが空気は遮断することができます。)その結果、ブラダ内部の圧力が高くなり、ブラダがこれ以上膨らむことができなくなると最初にお話しした通りオイルが流失することになります。ただこのシールヘッドは通常の使用ならば、数年はトラブルフリーで使用することができる耐久性を有しています。値段も3,000円を超えるため、簡単には交換できないパーツなのです。ただ練習熱心なXCOの選手が毎日使用すれば、一年から二年で使用限界を迎えます。