ガソリンの比重
車を運転される方、満タンにした時の方が給油寸前の時よりも路面からの細かい突き上げ感が少なくありませんか?
自動車用ガソリンの比重は0.72~0.76。比重を0.75として50リッター入れれば、37.5㎏重くなります。
日本車の場合、一人当たりの重量(体重としていないのは衣類などが含まれるため)を55㎏と計算しているようです。定員が5名の車であれば275㎏。荷物に関しては車検証に最大積載量の表示がない車両でも一人当たり10㎏の荷物を積載することが想定されています。この重量が50㎏。ガソリンを満タンにした状態で、人と荷物を合わせた重量の325㎏までは通常に走ることができるような設定になっています。(重量が重くなった分、ブレーキをかけた際の制動距離は伸びます。)325㎏を想定したスプリングの設定になっていますから、重量70㎏の人が一人で乗車した場合、サグが少ない状態=硬めのスプリングと同じ状態になりますから、サスペンションの動きは悪くなります。
普段から定員に近い状態で車をお使いになられている方は気付きにくいかもしれませんが、一人もしくは二人での使用が多い方はガソリンの量の変化を感じることができると思います。
この違いがわかる方、サグの設定の重要性をご理解頂けるのではないかと。クロカンライダーさんに多い硬過ぎる設定ではバイクの取り回しも悪くなります。騙されたと思って規定値に設定して小回りをしてみて下さい。バイクが一回り小さくなった感じになるはずです。またコース上にある木の根などを踏んでしまった時の突き上げ感も無くなります。サグを規定値に設定すれば、マニュアルにある減衰設定であってもコンプレッションが強過ぎるということは無くなるはずです。
自動車用ガソリンの比重は0.72~0.76。比重を0.75として50リッター入れれば、37.5㎏重くなります。
日本車の場合、一人当たりの重量(体重としていないのは衣類などが含まれるため)を55㎏と計算しているようです。定員が5名の車であれば275㎏。荷物に関しては車検証に最大積載量の表示がない車両でも一人当たり10㎏の荷物を積載することが想定されています。この重量が50㎏。ガソリンを満タンにした状態で、人と荷物を合わせた重量の325㎏までは通常に走ることができるような設定になっています。(重量が重くなった分、ブレーキをかけた際の制動距離は伸びます。)325㎏を想定したスプリングの設定になっていますから、重量70㎏の人が一人で乗車した場合、サグが少ない状態=硬めのスプリングと同じ状態になりますから、サスペンションの動きは悪くなります。
普段から定員に近い状態で車をお使いになられている方は気付きにくいかもしれませんが、一人もしくは二人での使用が多い方はガソリンの量の変化を感じることができると思います。
この違いがわかる方、サグの設定の重要性をご理解頂けるのではないかと。クロカンライダーさんに多い硬過ぎる設定ではバイクの取り回しも悪くなります。騙されたと思って規定値に設定して小回りをしてみて下さい。バイクが一回り小さくなった感じになるはずです。またコース上にある木の根などを踏んでしまった時の突き上げ感も無くなります。サグを規定値に設定すれば、マニュアルにある減衰設定であってもコンプレッションが強過ぎるということは無くなるはずです。