32SC、最軽量のXCフォーク

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2002年にFOX FORXとして上市され、毎年改良されてきました。
2017年、XC専用のフォークとして登場した32SC。最軽量のモデルの重量は1,387g。
軽量であっても減衰性能は他のラインナップと比較しても遜色のないレベル、一切の妥協はありません。外観は大きく変わっていないのですが、2019年にダンパーシャフトが小径化され、バルビングが変更されています。2020年にはクラウンが変更され、登場時とはかなり違った製品になっています。
とにかく軽さというXCライダーなら、このフォーク。登りでその威力を発揮します。下りであっても32mmのインナーチューブ、ナローなロワーレッグ、15QRの組み合わせで、無理なくこなします。
34SCの最軽量モデルは1,496g。32SCと比較すると100g強の重量差がありますが、その重量はハード化したワールドカップのフィールドに合わせ、より高い速度域を常用化するために使用されています。しかし現在でも下りに自信のあるトップクラスのライダーがワールドカップで愛用なさっています。