34SC、ハードテイルで使いたい
スマホのカメラですから周辺部が歪んでいます。
写真の真ん中をご覧になり、左右のフォークのステアリングコラム中心からインナーチューブ中心までの距離を比較してみて下さい。
この2本のフォーク、左が2023年の34SC、右が2021年の34SC。
初代の34SCは通常の34と同じような感覚でデザインされています。
現行の34SCは軽量でより剛性を出すために左右のインナーチューブ中心間の距離を短くしています。実際に持って重さを比べると全くの別物という印象を受けます。感覚的には36と38を比較している感じに近いものがあります。
XCや自走するトレイルバイクに装着されることを前提に設計されていることが伝わってくるデザイン。
初代の34SCは軽量ショートトラベル専用設計という明確なコンセプトを打ち出し、2代目はそのコンセプトをに更に先鋭化、32SCのインナーチューブをサイズアップしたモデルなのです。
ピストンを変更すれば、100/110/120トラベルにすることができます。