34と36、どちらを選べばよいのか?

パノラマやふじてんを気持ちよく速く走りたいのなら38。
34と36はエアピストンシャフトの取り付けられたメインシールの接するインナーチューブの内側もカシマコートで仕上げられています。38のエアピストンはカートリッジ式で内側の仕上げはハードアナダイズド。もちろん表面研磨されていますが、カシマコートよりも若干抵抗が大きくなります。抵抗が大きくなった分はネガティブ側とメイン側の容量の増大でカバー。表面抵抗でエア漏れをし難くして、ネガティブ側への過剰なエアの移動を防いでいます。つまり36よりもハードな使用を想定して設計されています。

では34と36は?
これが悩みどころなのです。エアピストンシャフトを交換すれば、34は120~140mm、36は130~170mmをカバーします。重なるレンジは130~140mm。このトラベルを選びたい方へのアドバイスを。これも実は明確なのです。ストイックに走りを楽しみたいのなら34。ルーズでフリー、楽ちんに走りたいのなら36。空気容量の差がストローク特性に影響を与えています。

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