自分のためのバイクを

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総人口に占める新成人人口の割合。
グラフは総務省統計局の資料

少子化が進み、どの業界も人口が減っていることが問題になっています。
新成人人口は1994年のピークに右肩下がり。いろいろなスポーツの人口減少をグラフにすると、大体このグラフと同じような形になっています。
よく例に上げられるのはスキーやスノーボードなどのウインタースポーツ。どのスポーツも高齢化が進んでいますから、氷点下で汗をかくスポーツの人口が増えるはずもありません。雪質の良い日本ですから期待されているのはインバウンド需要なのです。
年齢とともに付き合い方を変えることができる点で自転車は恵まれているのかもしれません。カジュアルな吸汗速乾性に優れたウェアを着て、ケイデンスを70以下に抑え、心拍数を上げない乗り方ならば、平坦な道の30㎞くらいなら問題なくこなせます。ガンガン乗らなくなったからMTBは辞めるのでなく、自分の時間を楽しむ乗り方をすることで健康や体形を維持したりすることができますよ。お子さんが大きくなったのなら、e-bikeを買ってまでスピードを追求する必要はありません。ライフスタイルに合わせた自分のためのバイクを。