MONDRAKER PRIME

MONDRAKERが考えられる最高の製品を作るメーカーであることを証明しているのが、このPRIMEというモデル。
今はまだ一部の方のみが気になさっているバッテリー容量とドライブユニットの最大トルク。雑誌などでは大人の事情でこの話題には触れられません。きちんとした説明があれば、コンセプトの違いであることを理解して頂けるはずなのですが、誤解を避けるため、敢えて触れない方向で推移しているのが実情なのです。
バッテリー容量が多ければ、長時間乗ることができ、最大トルクが大きければ、低いケイデンスでより速く加速することができ、上り坂のスタートが容易になります。またリチウムイオン電池は80%程度の充電で使用する方が寿命を長くすることができ特性があり、容量が大きければ80%であっても長時間楽しむことができます。e-bikeのバッテリーは家庭などで使用されている単三や単四のような小さな電池があのケースの中に沢山入っている構造です。意外かもしれませんが、少し前のテスラなども同じ構造でした。単純にバッテリー容量が大きくなれば、重量も増えます。最大トルクを抑えれば、ライダーに依存する割合が大きくなり、よりスポーツ性を強くすることができます。
このPRIME、ドライブユニットはCraftyにも使用されているBosch Performance Line CX(最大トルク85Nm)を搭載、バッテリー容量はCHASERと同じBosch Powertube 625Whを使用しています。普通はハードテイルのドライブユニットには価格を抑えるため、Active Line Plus (最大トルク50Nm)を使用し容量の小さなバッテリーを使用します。
PRIMEはハードテイルであっても最高の性能を持ったパワーユニットを搭載しているのです。イメージとしては、レイジーに乗ることができ、その気になってアクセルを踏めば、たやすく後続を置き去りにすることができる60~70年代のアメリカン・マッシブカー。よりダイナミックに電動アシストの魅力を体感することができるはずです。単純に価格での比較ではなく、パワーユニットも含めた仕様を比較して頂ければ、とんでもなくお買い得なモデルあることがご理解頂けるのでは。

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