剛性が高いほど、減衰設定はシビアになります

軽量フォークということで32SCを選択した方が陥りやすい罠。
コンプレッションを過剰にかけてしまうこと。
必要最低限以上の剛性はありますが、華奢であるが故に、コンプレッションが過剰な設定になっていてもコラム部分などが撓むことによって衝撃を緩和してしまうのです。木の根などを通過する際などにこの現象は発生しています。34SCになると、たわみが少なくなるため、腕上がりを起こします。サグ出しをしてもコンプレッションをかけ過ぎてしまえば、空気をパンパンに入れてしまう状況と変わらなくなります。

フリーライド系の方にも知っておいて頂きたいのは、剛性が上がるにつれてコンプレッションの設定が難しくなるということ。設定によって発生した結果がよりビビットに反映します。38はかなりシビアになります。是非、マニュアルの設定をお試しください。

フロントフォーク、初期に動くことができれば、接地感を把握しやすくなります。フロントが流れやすいのなら、HSRを1クリック足してみて下さい。抜けていく(伸びていく)スピードを落とすことができるため、滑りにくくなります。

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