練習問題
リモートでセッティングの問題点を解決する作業を行っていたのですが、皆さんが陥りやすいポイントがわかったような気がしますので共有したいと思います。
「めっちゃハードなコース、フロントサスが沈みすぎてストロークの後半ばっかり使っていて、姿勢も前のめり気味になる」
どう解決しますか?
「空気圧を上げる」「ボリュームスペーサーを足す」
これがすぐに出てくる答えなのですが間違っています。
理由はサグ量に影響が出てしまう解決方法であるという点。
この場合、フロントの設定を変更する前に確認しなければならないポイントは
・リアのコンプレッション側設定
リアのコンプレッション(オイルの流量を制限します。)が強過ぎるとストロークしなくなる分、フロントが動くようになります。
・フロントのリバウンド側設定
リバウンドの設定が強い場合、戻り切る前に次の衝撃が来てしまうため、縮んだ状態のまま仕事をするようになります。この場合、ライダーにハンドルを介した突き上げ感を伝えてきます。
これらのポイントをクリアしているのなら、フロントのコンプレッションを締め込みます。
様々な要因が絡んでいます。改善はされたが解決しない場合、『設定を変える前に確認をすべき点』として挙げた要因を調整します。このように正しく論理的に筋道を立て、切り分けていくことで正解へたどり着くことができます。
正しい方向の設定は間違いなく走行限界スピードや快適性を向上させます。その結果、ライダーのスキルが向上します。
「めっちゃハードなコース、フロントサスが沈みすぎてストロークの後半ばっかり使っていて、姿勢も前のめり気味になる」
どう解決しますか?
「空気圧を上げる」「ボリュームスペーサーを足す」
これがすぐに出てくる答えなのですが間違っています。
理由はサグ量に影響が出てしまう解決方法であるという点。
この場合、フロントの設定を変更する前に確認しなければならないポイントは
・リアのコンプレッション側設定
リアのコンプレッション(オイルの流量を制限します。)が強過ぎるとストロークしなくなる分、フロントが動くようになります。
・フロントのリバウンド側設定
リバウンドの設定が強い場合、戻り切る前に次の衝撃が来てしまうため、縮んだ状態のまま仕事をするようになります。この場合、ライダーにハンドルを介した突き上げ感を伝えてきます。
これらのポイントをクリアしているのなら、フロントのコンプレッションを締め込みます。
様々な要因が絡んでいます。改善はされたが解決しない場合、『設定を変える前に確認をすべき点』として挙げた要因を調整します。このように正しく論理的に筋道を立て、切り分けていくことで正解へたどり着くことができます。
正しい方向の設定は間違いなく走行限界スピードや快適性を向上させます。その結果、ライダーのスキルが向上します。