スマホで撮影

ヘルメットに取り付けるカメラはコースを覚え、その後のイメージトレーニングには最適なのですが、ライディング自体の改善には今一つ。友人と出かけるのなら、遊びの間で構いません。スマホを使って、客観的なライディングの動画撮影を行ってください。重心位置、体重移動、体の使い方、アクションのタイミングなど様々な情報を得ることができます。多分、ご自身がイメージしている姿と違っているはずです。
人間の脳は再生された動画が自分自身であることを強く認識します。ご自身の動画だけでも改善はできるのですが、同じフィールドを走る上手なライダーを、同じ位置から撮影できれば最高です。ご自身の動画を上手な方と比較して改善点を見つけて下さい。そうすることによって上達のスピードを早めることができます。
XC系のライダーさんはイメージよりも前に重心位置があり、フリーライド系のライダーさんは微妙にタイミングが遅いことに気が付くことができるはずです。改善できる点を見つけることができればラッキー。その改善を心に留め置き、ライディングを行ってください。その後に再度撮影を行って、その効果を確かめてみて下さい。苦手なセクションなどで撮影、しっかりとレビューをすれば、ライディングの質を劇的に改善することができます。