求む、MTB界のオオタニさん

夜中に走っている人、よく見かけますよね。治安の問題もありますが、一般的な日本人にとっては走るという行為に対してのハードルは欧米諸国よりもかなり低いと思います。また
ニューヨーク、ボストン、ハワイまで出かけて走る方たちがいるように人気で身近なスポーツであることに対する異論はほとんどないはずです。

練習という毎日の作業が確実に結果につながることが、農耕民族であった日本人にとって魅力的なのだと思います。まさに「練習は裏切らない」ってやつです。タイム向上に近道があるとするのならば、効率の良い練習法を学ぶしかありません。

XCOのライダーさんにとってインターバル・トレーニングは当たり前の事。あとは状況に応じたバイクコントロールができるようになれば、間違いなく世界で通用する選手が出てくるはずです。苦手なセクションを反復練習してください。転倒が多ければ、プロテクター類で体をケガから守るようにしてください。

フリーライド系のライダーさん、速くなるためのスキルの向上には時間を要しますよね？持久力の向上や高い心拍数の状態で変わらぬペダリングができれば、タイムや順位は確実に向上します。

海外勢と比較して改善すべき点は、心肺機能の強化・衝撃を受け止める筋力の増強（体幹の強化）・セッティングスキルの向上です。最初に世界的に活躍できる日本人が出てくる競技はマラソン系。その後にXCO、エンデューロと続き、最後にDHIになるはずです。