GRIP系の構造

ご質問を頂いたので。
GRIP系のダンパーの穴からはオイルが出ます。ちらりと見えているのはスプリング。ダンパーシャフトが中に入ってくるとその分ダンパー内に容積が減ります。このカートリッジの中にはテフロン入りの5wtのオイルが入っています。細かい構造は割愛しますが、スプリングが縮むことによってオイル分の容積を維持しています。
実際にはダンパーシャフトに付着したオイルがカートリッジ内に取り込まれ、オイルのために確保された容積以上になると、余分なオイルが混ざり込んだ空気と一緒にその穴から排出される仕組みになっています。勝手にエア抜きをしてくれる優れた設計なのです。

名称未設定-1.jpg