軽い運動にしてくれる道具がe-bike

齢を重ねると速く走ろうと思ってペダルを踏み込んでも体がついてこなくなります。運動の負荷に対して心肺機能が追従することができなくないため、心拍数のリミットを上げるようなトレーニングは不可能になります。ウェイトトレーニングではなく、心肺を使う運動の強度を上げようとすると、負荷の辛さを感じる前の段階で、真面目な話、生命の危険を感じてしまうようになります。アラサーまでの若い方、今のうちだけですよ。心肺機能系の限界を上げるトレーニングができるのは。

運動強度を上げずとも、体の中を流れる血液の循環を良くすれば、代謝をあげることができますし、肩こりなどの改善もできます。運動によって発生する活性酸素の量が抗酸化酵素の働きを上回らない様にすれば、疲労を感じることもありません。
実際、15分適度のライドであっても体が軽く感じるようになります。個人的な感覚では「疲労を引き起こす何かが運動することによって体外に排出される。」って感じなのですが。

現時点で定義されている疲労が引き起こされる原因は、結構物騒で「酸化ストレスなどによって神経細胞が破壊される」ためだそうです。「極端な疲労は脳細胞を破壊する」なんて言われると引いちゃいますよね。ここに免疫などの話が絡んでくると、疲労に関しては運動すること自体が罪悪のような気分になってしまうと思います。悪玉から善にかわった乳酸の再定義など未だに行われていますから、疲労に関しては精神の在り方とからめて新しい学説に変わる可能性が十分にあると思います。

脱線してしまいましたが、e-bikeなら「心拍数を抑えながらもイメージ通りの走り」が再びできるようになる可能性があります。楽をするという視点ではなく、失ってしまったものを補ってくれる感じ。
軽くペダルを回し続けるだけで速度維持が可能ですから、軽い運動強度で20~30代の頃と同じようなタイムで目標地点まで行けちゃうわけです。

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