今日の作業から。

38のGRIP2 TOPCAP ASSY。右側の部品が破損した部品。この部品がフローティングピストンに取り付けられています。ダンパーシャフトがダンパー内部に入った容積分、矢印方向に動くのですが、上部に強く当たっていたため破損しています。ダンパー内部に残っている破片を完全回収するため、全てバラしました。
空気圧は十分であったのですが、コンプレッションが弱すぎる設定であったことが原因です。GRIP2の場合、推奨設定値はHSCが5クリック戻し、LSCは10クリック戻しとなります。
フロントの設定の一つの目安として、サグを20%にセットして上記の推奨値で走行。硬過ぎるのならエアボリュ―ムスペーサーを抜き、再度サグを設定します。
適正なサグが得られる空気圧が低いのにも関わらず、コンプレッションが上げられない場合にはエアボリュ―ムスペーサーを抜いてください。
またサグが得られる空気圧が70psiでエアボリュ―ムスペーサーを使用していないのは設定の方向が間違っている可能性が高いと思います。
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