下りを楽しむためのバイクは柔らかめに。

様々なメーカーやモデルが存在するため、マニュアルの設定値はどんな条件であっても、確実にロジックが破綻しない間違いのない設定になっています。
基準となる設定のスタート地点を明確にするために推奨値は必要であり、決して無駄ではありません。
はじめて乗車する時に推奨値に設定してあれば、バイクの性格、あなたの乗り方や好みに合わせて調整していく方向性が見えやすくなります。もちろん、そのままの設定であっても、ある程度は満足できるレベルであると思いますが、レースで勝ち負けを意識するレベルの技量をお持ちなら、必ず微調整は必要となってきます。例えば、2021年以降のモデルで160mm以上のリアトラベルがあるバイクはサグを30%で取り、マニュアルの推奨値よりもハイスピード側を強めに、ロースピード側を弱めに設定した方がいい結果を得ることができます。

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