タイパって

ダンパーのエア抜き穴をベアリングボールとイモネジで塞ぐ作業。アイレットが邪魔をするため、六角レンチの長い方を使って上から締めることもできません。通常使用する短い方を使ってイモネジを一回転させるためには、ダンパーシャフトが邪魔になり、最低一度は六角レンチを嵌め直す必要があります。何の疑問も持たず作業を続ける方がほとんど。大した時間でもありませんし。

仕方がないことと意識できる方は優秀。
もどかしいと思い、解決方法はないかと考える方は秀才肌。

正解はビットを使う。
通常、ビットはハンドルに固定して使用するツールなのですが、ビットだけで使用すれば、ダンパーシャフトに干渉することがありません。一度差し込んでしまえば、くるくる回すことができます。
これで節約できる時間を1分とします。一年に200本作業すれば、200分=3時間20分の時短が実現することができます。
行き過ぎなければ、こうした効率化は重要なのですが、今の日本、やっちゃいけないところまでタイパを重視しているような気がします。

ちなみに私は台湾のエンジニアであるデーモンさんの作業動画から学習しました。

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