34SCがストイックで楽しい
今日、34SCのオーバーホールをした時に感じたのですが、このフォーク、やたら軽い。約1.5㎏しかありません。剛性を確保するためにレッグの間が狭くなっていますが、2.3インチまでのタイヤは無条件で装着でき、フルボトムした時にクラウンとの距離が6mm以上あれば、それ以上のサイズのタイヤも使用可能になっています。
使用状況やライダーの嗜好によって、最善のフォークは変わってきます。
エアスプリングの部分をカートリッジ化することによって、インナーチューブが二重になり、ステアリングコラム内側の断面が楕円形状を採用、シングルクラウンで最強の剛性をもった38。このフォークで登りが楽しいかと言えば、正直遠慮したいと思います。かなりのスピードがでる下りでも綺麗にストロークしますが私には不要。スムースにストロークするが故の乗せられている感が異様にあります。フォークに頼りっきり。限界は遥か先なんです。
2022年からの36は、軽くなった上に剛性も大幅アップしています。2021年以前の34のような重量感。これも私にとっての山遊びではオーバースペック。ゲレンデならお願いしたい感じです。
34SCであっても限界は見えませんし乗せられている感覚はありますが、走行限界は辛うじてイメージすることはできます。私にとって理想に近いフォーク。120mmのストロークですから、質の高い減衰の影響によってストローク感がストイックな感じ。36の160mmのように鷹揚ではなく、少し激しめの路面状況であってストローク量でねじ伏せてしまう感覚はありません。ただ走っている時の一体感は特筆すべきものがあります。同じコースを走ると間違いなく36よりも疲れますが、充実感を味わうことができます。
使用状況やライダーの嗜好によって、最善のフォークは変わってきます。
エアスプリングの部分をカートリッジ化することによって、インナーチューブが二重になり、ステアリングコラム内側の断面が楕円形状を採用、シングルクラウンで最強の剛性をもった38。このフォークで登りが楽しいかと言えば、正直遠慮したいと思います。かなりのスピードがでる下りでも綺麗にストロークしますが私には不要。スムースにストロークするが故の乗せられている感が異様にあります。フォークに頼りっきり。限界は遥か先なんです。
2022年からの36は、軽くなった上に剛性も大幅アップしています。2021年以前の34のような重量感。これも私にとっての山遊びではオーバースペック。ゲレンデならお願いしたい感じです。
34SCであっても限界は見えませんし乗せられている感覚はありますが、走行限界は辛うじてイメージすることはできます。私にとって理想に近いフォーク。120mmのストロークですから、質の高い減衰の影響によってストローク感がストイックな感じ。36の160mmのように鷹揚ではなく、少し激しめの路面状況であってストローク量でねじ伏せてしまう感覚はありません。ただ走っている時の一体感は特筆すべきものがあります。同じコースを走ると間違いなく36よりも疲れますが、充実感を味わうことができます。