ジム、多くなってきましたね。

わりと以前のような生活ができるようになってきましたが、田舎では営業時間が短くなり、閉店時間が早くなった飲食業が目立ちます。実感として大きな通りでも以前より暗くなりました。そんな中、24時間営業のジムが目立ち始めました。ご自身の健康管理に興味を持ち始めた方が増えてきているのかもしれません。諸外国と比較して治安が良い国だといっても、暗くなった街中をジョギングするのはリスキーであることを踏まえ、そうしたジムに通うことを選択する。余裕のある方々なのかもしれません。
タイパ重視の方々が多いようですから、車で乗り付けて最短時間でメニューをこなしている感じ。(田舎ですから駐車場には事欠きません。)某コンビニ型ジムがその典型です。皆さんのお住まいの地域でも、その存在が目立ってきているのではないかと思います。

MTBで一日遊ぶという時間の使い方は、そうした方々にとっては無縁なもので、極めて贅沢な娯楽なのかもしれません。無理に飛ばすこともなく、きちんと交通ルールを守り、道草しながら目的地であるトレールや里山まで走る。この季節ならキレンジャク、ヒレンジャク、ジョウビタキ、ハイイロチュウヒを見つけて遊ぶ。MTBが流行り出したころは、木々や植物の名前に詳しい方たちがたくさんいたものです。個人的には初心者の方に走ること以外の副産物的な楽しさを教えてくださる販売店の店員さんが少しでも増えるといいなと考えています。
今、この業界は走る事に専念する方々の支持によって成り立っていると言っても過言ではありません。以前にもお話しましたが、折角購入して頂いたMTBなのですから、何の用もないまま、水筒にコーヒーでも入れて、ぶらぶらしてみて下さい。昼間時間帯であっても、婦人用自転車ではなく、MTBでヘルメットも装着なさっているのなら、まず不審者とは見なされません。職務質問で呼び止められることは極めてまれですよ。
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