低速側のコンプレッションを緩めると、もたつきが。
低速側のコンプレッションを緩めると、もたつきが気になるというお話を頂きました。
「もたつき」は主観です。
実際にタイム計測をして遅れがあるのなら要改善。
タイムが向上しているのにも関わらず、もたつきを感じるのなら慣れることも重要です。硬い=速いという先入観は捨てて下さい。
実際に遅れが発生しているのなら、高速側のコンプレッションを締めてみて下さい。節度ある柔らかさが重要です。
その際に忘れていけないのは正しいサグの設定。ここが正確にできていないと、目的地に向かってスタートとする方向がズレてしまうことになります。
コイルスプリングの場合、理想のサグ値よりも硬めのスプリングが入っている場合、低速側コンプレッションと低速側リバウンドを共に弱めに設定すると、伸び縮みするサイクルを止めることができなくなり、バタつきが発生します。高速側を共に締め込むことで改善方向に向かうのですが、これはご自身の速さを追求しようとしている場合には正しい処置ではありません。まずは25%~30%のサグを取ることができるスプリングの選択が重要です。
エアサスの場合、フロントが15%~20%、リアが25%~30%に納まっているのもかかわらず、もたつきを感じるのなら、エアボリュ―ムスペーサーの追加も選択肢に入ります。エアボリュ―ムスペーサーはボトムアウトを防ぐためだけのものではありません。スプリング特性を変更することができる点も忘れないでください。
ロースピード側を緩めた設定の場合、ハイスピードを締め込む目的は、ストロークするスピードを節度のあるものにするためとお考え下さい。
「もたつき」は主観です。
実際にタイム計測をして遅れがあるのなら要改善。
タイムが向上しているのにも関わらず、もたつきを感じるのなら慣れることも重要です。硬い=速いという先入観は捨てて下さい。
実際に遅れが発生しているのなら、高速側のコンプレッションを締めてみて下さい。節度ある柔らかさが重要です。
その際に忘れていけないのは正しいサグの設定。ここが正確にできていないと、目的地に向かってスタートとする方向がズレてしまうことになります。
コイルスプリングの場合、理想のサグ値よりも硬めのスプリングが入っている場合、低速側コンプレッションと低速側リバウンドを共に弱めに設定すると、伸び縮みするサイクルを止めることができなくなり、バタつきが発生します。高速側を共に締め込むことで改善方向に向かうのですが、これはご自身の速さを追求しようとしている場合には正しい処置ではありません。まずは25%~30%のサグを取ることができるスプリングの選択が重要です。
エアサスの場合、フロントが15%~20%、リアが25%~30%に納まっているのもかかわらず、もたつきを感じるのなら、エアボリュ―ムスペーサーの追加も選択肢に入ります。エアボリュ―ムスペーサーはボトムアウトを防ぐためだけのものではありません。スプリング特性を変更することができる点も忘れないでください。
ロースピード側を緩めた設定の場合、ハイスピードを締め込む目的は、ストロークするスピードを節度のあるものにするためとお考え下さい。