濃い話でスタートです。
年の初めなのですが、いきなり濃い話からスタートします。
フルサスのバイク。体重が70㎏アンダーでフロントにスペーサーを追加している方が対象になるお話。
バイクの前後バランスについて言及しますから、読んで頂いても無駄にはならないと思います。
まずはスペーサーを抜き、フロントフォークを工場から出荷された状態に戻してください。
その状態で、まずはフロントのサグを再設定してください。
サグの量はストローク量の15%~20%。空気室の容量が増えますから、初期が沈みやすくなっています。
スペーサーを抜く前と同じ空気圧であると、前が沈みやすくなっていますから、リアの負担は減り、サグ量も減少します。
フロントを同じサグ量にセットしようとすると従来の空気圧よりも高くなるはずです。フロントを同じサグ量にセットすれば、車体姿勢は変化しないため、リアのサグが推奨値の30%にセットしているのならば再設定をする必要はありません。
では何が変化するのか?
フロントのスペーサーを抜いていますから、フロントのスプリング特性が変化しており、中間域もストロークし易くなっています。
リアは逆に中間域でのストローク量が少なくなり、踏ん張り感が生まれます。
フロントのスペーサーを抜くだけで、リアの特性も変化するのです。
ここ、目から鱗なのでは?
フルサスのバイク。体重が70㎏アンダーでフロントにスペーサーを追加している方が対象になるお話。
バイクの前後バランスについて言及しますから、読んで頂いても無駄にはならないと思います。
まずはスペーサーを抜き、フロントフォークを工場から出荷された状態に戻してください。
その状態で、まずはフロントのサグを再設定してください。
サグの量はストローク量の15%~20%。空気室の容量が増えますから、初期が沈みやすくなっています。
スペーサーを抜く前と同じ空気圧であると、前が沈みやすくなっていますから、リアの負担は減り、サグ量も減少します。
フロントを同じサグ量にセットしようとすると従来の空気圧よりも高くなるはずです。フロントを同じサグ量にセットすれば、車体姿勢は変化しないため、リアのサグが推奨値の30%にセットしているのならば再設定をする必要はありません。
では何が変化するのか?
フロントのスペーサーを抜いていますから、フロントのスプリング特性が変化しており、中間域もストロークし易くなっています。
リアは逆に中間域でのストローク量が少なくなり、踏ん張り感が生まれます。
フロントのスペーサーを抜くだけで、リアの特性も変化するのです。
ここ、目から鱗なのでは?