業務連絡

IMG_2078_DxO.jpg

TRANSFERのアッパー部。
この写真をご覧頂ければ、TRANSFERとリアショックとは似ていると思われるのでは?実際にダンパーシャフトとシールヘッドも同じような役割を持った部品が使用されています。
シャフトが貫通しているシールヘッドの直下は窒素が充填されており、更にIFP(インターナル・フローティング・ピストン)によって、気室とオイル室が隔てられています。
シャフトに錆による腐食が発生しています。そのため錆によって大きく凹んだ部分が内部の窒素を外に運び出してしまうことになり、内圧が低下するためポストが上がらなくなります。一年以上お使いになられているため、当初は問題がなかったと考えられます。