動画解説
動画の4秒後半から5秒にかけて、非常に短いサイクルで2回の大きな入力があります。2発目の入力でハンドルが振られています。
様々な要因が考えられますが、リバウンド側(LSR)の設定が強過ぎるため、最初の衝撃から戻れないことが原因ではないようです。その証拠として7秒あたりの小さな入力がやはり2回入っていますが綺麗にこなすことができています。LSRが遅いとライダーに突き上げ感として伝わり、スムースなタイヤの追従ができていないはずです。(身体能力が高いライダーのため、ダンシングしながらハンドルを引いて抜重している可能性は否めませんが。)2025モデルの特長としてLSCとLSRが構造上、完全に分離されているため、小さな衝撃に対しての処理能力が向上しているため、処理できていると考えられます。(従来モデルではLSRを上げると副作用でLSCのような役割を果たしてしまうため、ストロークし難くなり、LSRの効き自体も悪くなります。)
最初の話に戻ります。HSCが機能して衝撃を緩和、その後、反発力のため急激に戻ろうとすることをHSRが処理しながらの状態で更なる入力を受け付けている状態です。2発目の方が最初の入力よりも小さいとスプリングの特性として完全に処理することができません。インナーチューブが戻りながらも更なる入力に対してはHSCが機能しています。HSCで対応するのではなく、対症療法的にエアボリュ―ムスペーサーを使用してしまうと反発力が強くなりますからHSRを上げる必要性が生じ、2発目の入力に対しての反応が遅れます。
その前に最初の入力で大きく姿勢を崩しそうです。2025モデルのHSC回路を積極的に使わないと勿体ない。その後、飛び越えるアクションが入りますが、踏み台となった石に乗り上げる際にもHSCは完璧な仕事を行っています。
昨日、お伝えした設定を2021年から2024年のモデルで行う際にはLSCを1クリックマイナスしてください。これはLSRの副作用を加味したものになります。2020年以前のモデルは更に1クリックマイナスで。これは2021年からロワーレッグ(ボトムケース)に設けられたバイパスチャンネルがないため、初期の動きが十分ではないことに起因します。

様々な要因が考えられますが、リバウンド側(LSR)の設定が強過ぎるため、最初の衝撃から戻れないことが原因ではないようです。その証拠として7秒あたりの小さな入力がやはり2回入っていますが綺麗にこなすことができています。LSRが遅いとライダーに突き上げ感として伝わり、スムースなタイヤの追従ができていないはずです。(身体能力が高いライダーのため、ダンシングしながらハンドルを引いて抜重している可能性は否めませんが。)2025モデルの特長としてLSCとLSRが構造上、完全に分離されているため、小さな衝撃に対しての処理能力が向上しているため、処理できていると考えられます。(従来モデルではLSRを上げると副作用でLSCのような役割を果たしてしまうため、ストロークし難くなり、LSRの効き自体も悪くなります。)
最初の話に戻ります。HSCが機能して衝撃を緩和、その後、反発力のため急激に戻ろうとすることをHSRが処理しながらの状態で更なる入力を受け付けている状態です。2発目の方が最初の入力よりも小さいとスプリングの特性として完全に処理することができません。インナーチューブが戻りながらも更なる入力に対してはHSCが機能しています。HSCで対応するのではなく、対症療法的にエアボリュ―ムスペーサーを使用してしまうと反発力が強くなりますからHSRを上げる必要性が生じ、2発目の入力に対しての反応が遅れます。
その前に最初の入力で大きく姿勢を崩しそうです。2025モデルのHSC回路を積極的に使わないと勿体ない。その後、飛び越えるアクションが入りますが、踏み台となった石に乗り上げる際にもHSCは完璧な仕事を行っています。
昨日、お伝えした設定を2021年から2024年のモデルで行う際にはLSCを1クリックマイナスしてください。これはLSRの副作用を加味したものになります。2020年以前のモデルは更に1クリックマイナスで。これは2021年からロワーレッグ(ボトムケース)に設けられたバイパスチャンネルがないため、初期の動きが十分ではないことに起因します。
