今週向けの設定アドバイス
比較的フラットなコース、サスペンションの動きを抑えたい。
ただしウェットコンディション。
LSC(ロースピード・コンプレッション)を強めに変更したくなりますが、今日はウェット。
LSCはオイルの流量を規制し、ストローク量を抑制します。路面状況を把握するためにはLSCを極端に強くすることは避けたいコンディション。
HSC(ハイスピード・コンプレッション)を調整し、作動のタイミングを遅らせます。LSCにおいて設定した流量をキープできる時間を長くすることでストロークに制限をかけます。それでも動き過ぎていると感じた時にLSCを締め込んでください。強過ぎると感じたらHSCを緩めます。
この調整によってストローク量が少なくなりますから、リバウンド側の仕事量を増やす設定が必要となります。
HSR(ハイスピード・リバウンド)も解除のタイミングを遅らせる機能。まずはこちらから調整します。足りないようでしたらLSRを強めて下さい。過剰であれば、HSRを弱めるといった手順を踏むことで細かな設定が可能になります。
ここまでは速い方へのアドバイス。以下は一般的なライダーさんへのアドバイス。
雨の路面が苦手なら、設定はそのままでサグ量を既定の範囲内で増やすのもあり。
リバウンド、LSRを強くしたいのは理解できますが、コンプレッション回路が分離されていないモデルの場合、オイル通路が狭くなりますから、ストロークし難くなる副作用があります。(フロントフォークは2024年以前のモデルが該当します。)まずはHSRの調整を行ってください
ただしウェットコンディション。
LSC(ロースピード・コンプレッション)を強めに変更したくなりますが、今日はウェット。
LSCはオイルの流量を規制し、ストローク量を抑制します。路面状況を把握するためにはLSCを極端に強くすることは避けたいコンディション。
HSC(ハイスピード・コンプレッション)を調整し、作動のタイミングを遅らせます。LSCにおいて設定した流量をキープできる時間を長くすることでストロークに制限をかけます。それでも動き過ぎていると感じた時にLSCを締め込んでください。強過ぎると感じたらHSCを緩めます。
この調整によってストローク量が少なくなりますから、リバウンド側の仕事量を増やす設定が必要となります。
HSR(ハイスピード・リバウンド)も解除のタイミングを遅らせる機能。まずはこちらから調整します。足りないようでしたらLSRを強めて下さい。過剰であれば、HSRを弱めるといった手順を踏むことで細かな設定が可能になります。
ここまでは速い方へのアドバイス。以下は一般的なライダーさんへのアドバイス。
雨の路面が苦手なら、設定はそのままでサグ量を既定の範囲内で増やすのもあり。
リバウンド、LSRを強くしたいのは理解できますが、コンプレッション回路が分離されていないモデルの場合、オイル通路が狭くなりますから、ストロークし難くなる副作用があります。(フロントフォークは2024年以前のモデルが該当します。)まずはHSRの調整を行ってください