"自転車"の記事一覧

減ってないのに…

オーバーホールの際にはOリングは交換しています。 ブッシュは状態によって交換の可否を決めています。なるべく安く仕上げたいものですから。 Oリングは切れちゃうんです。細いものですから脱脂が進みやすく、負荷がかかると切れます。 ブッシュはストロークに大きく影響します。スムースにストロークしない、直接的な原因にもなります。 減っている…
トラックバック:0

続きを読むread more

オーバーホールの目安

エアが抜けやすい。 この場合は必ずどれくらいの間隔でどれくらい抜けるのかの確認をお願い致します。 併せて、それは「乗車していて感じたこと」なのか、「ポンプを接続するとエア圧が下がっていることが気になる」のかで大きな違いがあります。以前もお話させて頂きましたが、ポンプを接続すれば、必ずチャックからゲージを経由ピストンまでの区間の容量を…
トラックバック:0

続きを読むread more

今日は遊ばせてください。

現在、商業利用されている水素のほとんどは、石油や天然ガス由来のメタンに含まれる炭化水素を、水蒸気と反応させて水素と二酸化炭素に分離する方法で製造されています。しっかり二酸化炭素は排出されています。 原子力発電、乱暴な言い方をすると、核分裂によってお湯を沸かし、その蒸気を使ってダービンを回すことで電気を得ているため、ほぼ二酸化炭素を出し…
トラックバック:0

続きを読むread more

久しぶりにスポンサードについて

デリケートな話なのですが、他に教えてくださる方がいらっしゃらないようなので書いてみます。 弊社は宣伝して欲しい製品を渡すだけではなく、依頼する側として、その意味をきちんと伝える責任があると考えます。 サポートされる選手の立場になって、ご一読いただければ幸いです。 スポンサードは商取引の一つです。広告媒体としては雑誌広告と同じ。…
トラックバック:0

続きを読むread more

セッティングの手順

最初にサグを正確に設定、その次に減衰をマニュアルにある設定にする。 フロントのサグは15%~20%、リアが25%~30%で取れているのなら、コンプレッション側なのか、リバウンド側なのか、比較的簡単に問題点を洗い出すことができます。サグの量が正確でない場合には迷路から抜け出せなくなる可能性が高くなります。 サグの量が十分に取ること…
トラックバック:0

続きを読むread more

ご提案

30歳以下の方にとっては、生まれた時からMTBがあったんですね。30年ほど前はハードテールでした。今のように細分化されておらず、XCからDHまでハードテールで遊んでいました。 そこでご提案です。入門グレードのXCバイクのサスペンションをアップグレードして山遊びに使いませんか? フロントサスペンションが取り付けられた状態の車両重量でも…
トラックバック:0

続きを読むread more

ご挨拶

あけましておめでとうございます。 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
トラックバック:0

続きを読むread more

リアクティブの仕組み

疑問に思ったことはない。しかし問題提起されると「どうしてなんだろう?」となるのがF-1マシン。 空力のバケモンです。リアウイングのダウンフォース(地面に押し付ける力)は700㎏以上。全体で発生するダウンフォースで天井を走行することが可能なほど。そんな『重さ』がかかっているのに、なぜサスペンションは機能するのだろう? 電子制御ではなく…
トラックバック:0

続きを読むread more

お知らせ

年内のオーバーホール及び修理のお受付は本日で終了とさせていただきます。
トラックバック:0

続きを読むread more

リバウンドの内部設定

走破性を高くするためにトラベルが長くなりました。 一時は10.5-3.5のリアユニットも登場したのですが、個人的にはMAXで9.5-3.0、使い勝手の良さで8.75-2.75がベストと考えていました。3.0で76.2mm、2.75で69.85mm。 レバー比は最大で1:3(これ以上になるとダンパー性能が著しく低下します。)。 3.…
トラックバック:0

続きを読むread more

短いストロークこそ。

XCO用100mm~120mストローク 「短いストロークだから安いフォークで十分。動けばいい!」という話をお聞きしたことがあります。最後にモノを言うのは体力と精神力であることについては異論ありません。ただ勝ちを目指すのなら、タイムを縮めることができる可能性が少しでもあれば、それを取り込むべきであると考えます。(F-1なんて、そうした思…
トラックバック:0

続きを読むread more

今が旬 アパレル

初雪の便りも、ちらほら。 誰が買うんだ!とお𠮟りをうけそうな酷暑のさなかにご案内を差し上げた長袖のアパレル。 今が旬ですよ。 https://mamapapamtb.seesaa.net/article/202108article_1.html https://mamapapamtb.seesaa.net/article/2…
トラックバック:0

続きを読むread more

継続は力なり

私が自分自身に言い聞かせているとお考え下さい。 面倒に見えることも、やり出してしまえば、たいしことはありません。 その面倒だったことも何度か繰り返すうちに何となくコツをつかむことができます。 そして毎日やり続けると、それは単なるディリーワークになります。 継続することが大切なのです。退屈な作業になってしまったのなら、それは貴方の…
トラックバック:0

続きを読むread more

業務連絡

漫然と曲がるのではなく、自分の意志で曲げる。 頭を使い、自分のスキルとの兼ね合いを考え、最速のラインを創造する自分自身との対話。コミューターとしての機能との決別。自転車が、もっと楽しくなります。 ここ数週間、休日返上で作業を行っています。 来週、キリのいいところで臨時休業させて頂きます。
トラックバック:0

続きを読むread more

コーナーリングにおいても積極的にバイクをコントロールする。

。無自覚な状態で勝手に走らせているだけでは勿体ない。 自分の意思を介在させることで、より楽しくなります。 肘から先ではなく、肩甲骨から腕を使うというお話は前回いたしました。 今日はリア荷重のコーナーリングについて。これができれば前輪をすくわれた時、即転倒になることなく、足を地面につけることができます。 フロントのブレーキをか…
トラックバック:0

続きを読むread more

ちょっとしたテックチップ

年末が近づくと増えてくる作業依頼。昨日までは32SC REMOTEがブームでした。固定アクスルのKaboltなのですが、強く締め過ぎて穴が潰れそうなものをよく見かけます。確かに強めのトルク指定の17N/mですが、これ以上のトルクで締め付けるとボトムレッグが内側へ撓み(たわみ)ます。写真左の赤い矢印の示す方向に撓り(しなり)ます。内側のD…
トラックバック:0

続きを読むread more

金曜日の続きです。

写真中央のピストンはDHX2&FLOAT X2の2021年以降のタイプ。従来モデルよりもかなりハイフロー型(オイルの流量が多い)なりました。これによってバルブリーフの仕事量が増えており、更にリバウンドとコンプレッションの回路でも減衰を制御しています。かなりダンパーコンシャスなユニットに仕上がっており、従来モデルよりもスプリングの伸縮スピ…
トラックバック:0

続きを読むread more

先日のカシマコートのお話、つづきです。

先日のカシマコートのお話ですが、ダンパーボディの内部などについて、写真がないとわかりづらいと思い、作業中のユニットにモデルになってもらい、補足させていただきます。 IFP(Internal Floating Piston インターナル・フローティング・ピストンはオイルと窒素を分けているパーツ。ストロークすると写真左側に動き、充填さ…
トラックバック:0

続きを読むread more

カシマコートの恩恵

カシマコート、ダストワイパーとの抵抗を低減しているだけではありません。 32/34/36/40のインナーチューブの内側やDPS / DPX2 / FLOAT X / FLOAT X2のダンパーボディの内側もカシマコートされています。フロントフォークはエアシャフトのメインシール、リアショックはメインピストン、更にDPSはIFPのシールも…
トラックバック:0

続きを読むread more

TRANSFER 1xレバー補足説明

説明が十分ではなかったようですので補足させて頂きます。 現在販売させて頂いているTRANSFERの1xレバー。全てのレバーに適合するようになっています。 販売されている1xレバーは一種類のみ。一つお買い求めいただければ、以下の写真の状態を全て再現することができます。
トラックバック:0

続きを読むread more

肩を使って柔らかく。

できている人はできているのですが、かなり多くの人ができていない動き。意識していなかった方は、この話を聞くと、きっと夜中でもMTBを外に持ち出したくなると思います。 前輪をさばく動き、肘(ひじ)から下だけで行っていませんか? キチンと上半身を使い、肩から動かすのがスタイリッシュでかっこいい。もちろん、かっこいいだけではなく、理にかなっ…
トラックバック:0

続きを読むread more

ダイアル類は必要以上の力を込めて回さないでください

GRIPのリバウンドダイアル、締め込み過ぎるとリバウンドダイアルの取り付けられているロッドが噛み込みを起こし、回転することができなくなり、オイル漏れを起こします。先週から今週にかけて複数、同じような修理依頼がありました。 ロッドの先端付近にOリングが取り付けられているのですが、前(下)に出過ぎるとOリングと接している部品との間に隙…
トラックバック:0

続きを読むread more

F-PODIUM CARBON

スタイリッシュで速いバイク。入荷し始めました。 MONDRAKER、ほぼほぼサス屋さんの弊社がレースで勝つために輸入し始めた製品ですから、速くて当たり前。(実際、ワールドでも結果を残しています。)ストイックな方にお勧めします。FOXY CARBONあたりで舗装路を走っていると、サスがストロークしている感覚があまりありません。股下にある…
トラックバック:0

続きを読むread more

実はウィリーポジション

CHRONO CARBON レースが要求する基本的な要素は全て持ち合わせています。 MONDRAKERのハードテイル、跨るとそのコンパクトさに驚かれると思います。最初は窮屈さを感じ程ですが引き腕も後輪荷重もバイクが教えてくれます。
トラックバック:0

続きを読むread more

36と38の違い

FOXの本音で語れば、32 / 34 / 36 / 38 / 40の違いをインナーチューブ径だけではなく、トラベルの量でも区別したいところ。ユーザーに分かりやすく製品の違いをお伝えすることができますので。 ストロークが伸びれば、インナーチューブの露出している長さも長くなります。インナーチューブ径が細いままであれば、剛性や強度を確保する…
トラックバック:0

続きを読むread more