32SCから34SCにスイッチされるXC系のライダーさんが増えています。
同じ100mmストロークであってもインナーチューブの径が異なるため、剛性が増えます。
レース終盤の疲労時にバイク任せで走らせる場面で、その威力を発揮します。
ここまでは比較的ご想像通りかと。
ここからは聞けば、なるほどというお話。
外径が大きくなるわけで…
"2024 FOX製品情報"の記事一覧
REMOTEのユニット、コンプレッションを調整する機能を働かせるワイヤーの取り出しが2種類あります。
昨日の写真が上引き。この写真が下引きとなります。
アフターマーケットで販売されているのは上引きのみとなりますが、部品を数点交換することで下引きに変更可能です。
FLOAT SLは前モデルのDPSと外観がほぼ同じ。窒素が充填される部分、ウェブの写真では新しいデザインになっていますが、図面と実際に出荷されてくる分は旧モデルと同じ形状になっています。
中味のピストン周りのデザインは完全にリニューアルされ、使用されているオイルも10wtから4wtになっています。オイルの硬さに頼らない減衰機構。オ…
7-Piece Crush Washer Hardwareが正式名称。
正しい取り付け状態について、複数の販売店さんからお問い合わせを頂いたことがあり、実際に作業依頼された製品に正しく取り付けられていなかったこともありました。改めて正しく取り付けられた写真をアップさせて頂きます。
昔ならば、在庫の完成車で確認して頂けたのであろうと思…
つい先日まで夏日が続いていたこともあり、今日の寒さは堪えますね。
この時期になるとオーバーホールが増えてきます。
日本では34と36が主流なのですが、34は使用時間が長く、里山やトレイルで使用されているのだと実感します。36はゲレンデメインで使用されており、34よりは使用時間が短いのですが、かなり過酷に使用されている個体と極端に使用…
ほぼほぼ毎日、質問を頂きます。
今日のご質問はスプリングリテーナーの互換性について
スプリングリテーナーとはアイレットにはめこみ、スプリングを固定する板のこと。旧タイプのリテーナーは切り欠きがあり、その切り欠きをダンパーシャフトに合わせ、横からはめ込むことでスプリングを固定していました。現行のDHX系のユニットはアイレットの上(写真…
ご質問を頂いたので。
GRIP系のダンパーの穴からはオイルが出ます。ちらりと見えているのはスプリング。ダンパーシャフトが中に入ってくるとその分ダンパー内に容積が減ります。このカートリッジの中にはテフロン入りの5wtのオイルが入っています。細かい構造は割愛しますが、スプリングが縮むことによってオイル分の容積を維持しています。
実際には…
リーズナブルな価格設定と少し過ごしやすくなってきている影響でしょうか、セールをしているわけではないのに、割と帽子が売れています。
上の段
Shop 5-Panel Strapback Hat
BLACK / ORANGE / Reptile
希望小売価格 3,300円(税込)
中の段
WIP Trucker H…
34と36は、この形状のロワーレッグに合わせてクラウンも変更を受けています。
かなりの軽量化が実現できたことで、よりキャラクター分けが明確になりました。お客様の欲するストローク量によって選択して頂ければ、最適な製品を購入することができます。
剛性に重点を置いた38は、エクステリアで軽量化できた分を、エアピストン側を二重構造にすること…
2024年モデルから登場したFLOAT SL。従来のFLOAT DPSと比較するとレバーなどの操作系のデザインが大きく変更されています。リモートの外観は、ほとんど変わっていません。
しかし中味は全くの別物になっています。オイルの番手が下がり、流動性が高くなっています。
一般的にオイルは硬くなればなるほど、内部温度の上昇に比例して…
2024 TRANSFER & TRANSFER SL
価格、仕様はこちら。
https://mamapapamtb.seesaa.net/article/499840327.html
この写真、FOXのウェブサイトから転載しているのですが、仕様が異なっています。販売されている製品のタイコとボルトはチタン製になっています…
2024 FLOATはボディとダンパーシャフトの外径がサイズアップされトレイルライドに最適化された単筒式のリアユニット。
サイズは大きく異なっているのですが、トラディショナルなデザインを継承しているため、見た目は変わり映えしないかもしれません。中味はトレイルライドに必要とされる性能を十分に有しています。
横剛性の向上は外乱による…
2019年に登場したGRIP2ダンパー。外見は変化していないのですが、2021年モデルからは高速側のコンプレッションと同じく高速側のリバウンドにVVC(バリアブル・バルブ・コントロール)が追加されています。その機能をわかりやすくお話します。
減衰はピストンに設けられたオイルの通路をバルブリーフ(ステンレス製の円形の薄い板)で塞ぎ、スト…
FLOAT SL
XCレースに特化した軽量モデル。
プラットフォームは基本的にDPSを踏襲したものになりますが、190mmがベースとなります。軸間6.5インチ(約165mm)でストロークが1.5インチ(38.1mm)だったリアショックユニットが、軸間190mmで最小ストロークが40mmになりました。レバー比を下げることができるた…
FLOAT
最近のFOXらしく減衰の効いた、トレイル用のサスペンションユニット。
外から見て伸び縮みする部分であるダンパーボディが太くなっていますから、オイルの量を増やすことができ、大径化されたピストンによって質の高い減衰を発生させることができるユニットです。レバーの固定位置は左右の2ポジションですが、OPENモードの強さを3段階に…
2024 FOX フロントフォークの36と38に関しては15QRの商品ラインナップが少なくなります。
この表の一番右側が2023で15QR仕様であった製品のパーツナンバー。赤い文字が本日5月10日時点で在庫があるものです。
36と38、15QR仕様を希望される方はお早めに。
継続モデルが多いため、弊社が販売させて頂いたフォ…
2024モデルのFOX、一番大きな変化はFLOAT DPSがブラッシュアップされ、FLOAT SLとFLOATに分かれた点です。
FLOAT SL(写真左側の2つ)はレースに焦点をあてた軽量モデル。
FLOAT(写真右側の2つ)はFLOAT Xと同じボディを使ったトレイルライドモデル。
ともにサイズ展開が絞られ、ストロークが長めの…