サスペンションの優位性

サスペンションのメリットについて今一度確認をしたいと思います。 一番に思いつくのは衝撃の緩和。その次にクリップ力の増大とイメージされると思うのですが、MTBを走らせる上で最も重要なのは状況に応じた加重の最適化なのです。 最初からフロントサスがついたMTBに乗って来たライダーさんには非常にわかりにくいと思いますが、リジットのMTBでは…

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オイル滲みとエア噛み

ものと昨今の製品に取り付けられているものとは基本的な構造は変化していません。しかし省エネが取り沙汰されるようになってからはコンプレッサー内部で空気を圧縮するピストン周りの摺動抵抗を減らす技術が格段に進歩を遂げてきました。その際、極端に摺動抵抗を下げると圧縮漏れを起こすことがわかり、圧縮率・抵抗・圧縮もれの関係が数式で表すことができるよう…

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ガタがエア漏れの原因になる場合があります。

意外に知られていないことなのですが、サスペンションのダンパーシャフトは回すことができます。マウント部上下を持って、それぞれを反対方向に捻れば回すことができます。 これはマウントされている上下のねじれに対応するため。フレームは想像以上に変形・復元を繰り返しています。回転で対応しきれない場合、芯ずれを起こし、ネガティブ側でエア漏れが発生す…

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TRANSFERとTRANSFER SLの信頼性

TRANSFERとTRANSFER SLの信頼性はずば抜けていると考えます。 TRANSFERはオイルの流れを機械的に止めていますから、サドルを持ってバイクを持ち上げる程度なら問題ありません。エア噛みを起こしている状態では、あまりお勧めしませんが。わざわざやることもないですし。 TRANSFER SLはDOSSの発展進化型ですから更…

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F-PODIUM CARBONとF-PODIUM CARBON DC、どこが違うの?

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 F-PODIUM CARBON(写真上)とF-PODIUM CARBON DC(写真下)、どこが違うの?とご質問を頂きました。 F-PODIUM CARBONのリアトラベルは100mm。 F-PODIUM CARBON DCのリアトラベルは115mm。 見た…

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電子制御

Factoryのリモートと3ポジションアジャスト、Openモードにおける22クリックのロースピードコンプレッションの設定にはMediumよりも柔らかくする方法が一般的なのですが、Mediumよりも硬くする方法もあることを先日お伝えいたしました。 オイルの流量を22段階に変えることでストロークさせるスピードをコントロールしています。この…

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CHRONO R 希望小売価格 286,000円(税込)

フォークのダンパーの説明のアクセス数を見ると、弊社はフリーライド系の卸問屋なんだなぁと実感。 一般的に今のお客さんは何を買うにしろ、損をしたくないお気持ちが強いようで、冒険を避ける傾向が強い気がします。 正直なお話、きっちりと作り分けられていますから大手メーカーさんのバイクは価格相応に走ります。はずれがありません。 MON…

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